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5月27日
あれから数日間。
第一志望の会社に見事に落ち、就活のヤル気を無くした俺は
毎日、ダラダラ友人の家でゲームと麻雀に明け暮れていた。
こうして書くと、マジで絵に描いたような堕落の毎日を送っているように見えるが、
本当にそのまんまの毎日を送っており、
あの日以来、両親はもちろんの事、下宿先のアパ−トの大家である祖母にすら音信不通だったりする。
小、中、高と、何の問題も無く進んできた俺にとって、
恐らく初めての挫折であり、その苛立ちを誤魔化す為に、こう毎日友人の家にいりびたってるわけだが、
反面、この堕落した毎日を楽しんでもいる。
しかし、断じて言える事は、このまま腐りきってしまう事は無いのだが、
一度は消えてしまった、覇気を取り戻すきっかけが見つかるまでは、
もう少し最低な毎日を送ってもイイカナー。とか思ってる所在であった。
5月30日
先日、友人の家にてファミコンの「大爆笑人生ゲーム3」で、
どちらの人生が素晴らしいかを競い合った。
幼少時代はお互い、何不自由の無く実に平凡な人生を送っていたのだが、
ゲームが中盤にさしかかり、プレイヤーが中学校を卒業したあたりで、何故か俺だけ3流のバカ高校へ進学してしまい、
やたらとリアリティのある展開を迎えつつ、一浪にて合格した大学を卒業後、趣味が功を奏したらしく演歌歌手となった俺は、
「おなじ おはかに はいってよ。」と、友達のよしこさんにプロポ−ズしたものの、見事に玉砕。
そのまま神社で隠し子を2匹ほど拾った後に、エンディングで銅像が作られる波乱万丈の人生を送った。まさに大往生である。
例え、エンディング直前に起こる財産の総決算の時に、隠し子が一匹-250万とされようと、
断固として勝ちを主張し続けるワンコなのでした。
5月31日
アパートでぼ-っとしていると、ふいにRPGがやりたくなり、なんとなくFF4を始める事にした。
早速ゲームを開始し、オ−プニングから一分も経たぬうちに流れる、主人公セシル(仮)による略奪の回想シ−ン。
鬱なム−ドのまま、ゲームは進められること数時間。
待望の大賢者テラが仲間となった。
ちなみに、このテラと呼ばれているキャラクターとは
『大賢者』などど、実にえらそうな肩書きをしているにもかかわらず、
ファイヤーやブリザドなど、そこらの村人でも使えるような呪文しか覚えておらず、
のちのち仲間となる、魔法使いの卵のパロムやポロムにすら時間とともに能力差をつけられてしまう、
なんともFFのかませ犬的な存在の爺であり、近々某コミックゴラクに連載されている「銀牙」にテラと言う名の土佐犬のかませ犬を登場させようか、
とも噂されているらし。(民明書房館-バリアフリーに祖父渾身のダイブ-より)
まぁ。そんなこんなで、俺のテラに持つ愛着はかなりのものであり、
「テラ」の名前ひとつ変えようにも、かなりのヴァリエ−ションが脳裏をよぎった。
 
見た目からストレートに。

ちょっとアメリカンテイストに

もっとアメリカンテイストに

やたら生々しく

 
6月4日
最近の就職活動とは、実によくできており、
有名なリクル−トナビを筆頭に「〜就職ナビ」と、適当に個人情報を登録するだけで、
向こう(企業)からメ−ルが来るようなシステムができている。
そして、いったいどのような基準で行われているのかは知らないが、
今日も「マイドラフトペ−ジ」とか、そんな名前の就職ナビが設けたメ−ルの受信トレイには、
俺宛に、いくつもの企業から説明会の紹介文が届いているのだが・・・。
これはぶっちゃけDMみたいなもんで、ドラフトもクソもないもんである。
「ドラフト」の名前に騙され、来た企業に惰性で説明会に向かうのも一興ではあるが、
それでは数年後、恐らく俺は後悔すると思う。
「とりあえず」ではない就職とは、一体なんなのだろうか。
同期の輩は、一体何を考えながら、就職活動を行っているのであろうか。
そんなこんなを考えているうちに、バイトの時間になった。
  6月5日
当サイト「ひとりウェーブ」は、日記サイトでありながら、
しょっちゅう更新を怠っているのだが。
これは別に、病に冒されベッドで死にそうになっているとか、そんな理由ではなくて。
ただたんに、知り合いの家で徹マンをしているだけであり、
家じゃないから更新できないと、なんとも最低の理由だったりしている。
と、言っても別に徹マンばっかりやっているのではなく、
くにお君の運動会や、ぷよぷよ、ヴァンパイアセ−バーなど、手当たり次第対決しており、
大運動会にいたっては、幾多による対戦のおかげか、
「ジェットストリームアタック(人海戦術)」なる、独走者を止めるテクニックまでが開発された。
他にも個人的な趣味で、ロックマン2など、やっており、サイトのコンテンツでも攻略をおこうかとも思っておる。
まぁあれだね。
21のやることじゃないね。ははは。
6月6日
最近、俺はヒマさえあれば、友人達と卓を囲んで連日麻雀をしとるわけだが。
べつに現実世界だけに飽き足らず、時間的な都合が悪かったり、アパ−トに一人でいるときなんかは、
東風荘やjgameなんかで打っている事も多々あるのだがっ!
ネットで打ってる最中で誰かがあがるたびに周りから発される「おめ」って言葉は一体なんなのだろうか。
例え、マネーは賭けていないにしろ真剣勝負に変わりないハズである。
それが、自分が振り込んだにもかかわらず、「おめ」とか言い出す輩も出てくるし。
せめて「ファッキン」なら理解できんことも無いが、よりによって「おめ」て。
まさに現実世界ではまず考えられない、ネット独特の礼儀である。
たぶん、このままいくと、九連宝灯なんかであがった日には、
同じ卓にいる全員が、自分が土下座している姿が写っている写メ−ルなんかをUPして、
腕が脱臼するくらい、「おめ」の文字をチャットにブチ込むのであろう。
うむ。きっとそうなると思う。
6月10日
例によって友人の家でゴロゴロしている。
と、そこに一歳下の友人が遊びに来た。
(この家は家主が社会人である為、固定されている来客には、皆合鍵が持たされているのであった。)
で、そいつと適当にGGXXをやっていると、そいつは突然
「プロモ見ませんか?プロモ!」と言ってきた。
プロモと言っても、別に最新のオリコンチャートのプロモとかじゃなくて、
よくわかんゲームのプロモのようだが、
断ると普通に殺されそうなので、
「ハイ、イイデスヨ。ピー。」と、片言の宇宙人の真似をしながら返事をした。
で、肝心のプロモは、メディアに焼いてるワケではなく、普通にネットに落ちているらしく、
早速パソの部屋に向かったのだが、
あいにく、その家の回線はISDNであり、
プロモのダウンロ−ドに45分もかかる始末であり、
あまりのダルさ故に俺は「もう帰る。帰らしてください。」と100回くらい言ったものの、
説得は失敗。
・・・・40分後。
のべ1分半のプロモ−ションビデオ(しかも途中で切れてる)は、普通におもろなかった。
かなりムカついた。
6月11日
今日は、実家に祖父母が来ているらしく、長男として顔を出す為に帰郷した。
祖父も祖母もただの来客として、来てくれていれば、何よりなのだが、
祖父にいたっては、最近、トラクターから転落する大事故を起こしたらしく、
顔面に20針もの怪我を負っており、顔に大きな包帯を巻きながら俺を歓迎してくれた。
大きな事故でありながら、不幸中の幸いであり、たいした後遺症が無いのが救いであるが、
つくづく自分は何の役にも立てない長男である事が痛感させられた。
祖父母がまともに生活する事が困難な今、真っ先に家族の役に立たなければいけないのは自分である。
それを、何をくだらない理由をつけては、現実から逃避しているのであろう。
少し痴呆症が進みかけた祖母を見ていると、何ともやりきれない気持で胸がいっぱいになった。
せめて、役に立てない長男なのであれば、
自分に与えられた仕事をやり終え、胸を張って家族を安心させようではないか。
終にこの堕落生活へのピリオドが見つけたような気がした・・・。
6月12日
普通に書き忘れたが、先日は実家の友人の家で麻雀をしたので、
帰宅後、昼まで実家で爆睡をした。
麻雀の結果は、3位、2位、1位と、総計+20のスコアだけを見るとボチボチなのだが、
同じ卓に、親のリーチに無筋の牌しか切らない、マゾ以外考えられないヤツがいたので、
まぁ。棚からぼたもちみたいな勝利であった。(死ぬほどどうでもいい話だね。)
起床後、夕方からバイトがある為、家族に軽い挨拶を交わし、下宿先に帰る事にした。
途中、地元の頃によく通っていたゲーセンに向かい、かなりご無沙汰していたスト3をプレイすることにする。
運よく、スト3の台には、丁度まことが使われていたので、早速対戦。
持ちキャラのヤンを使い、SAは転進穿弓腿を選択。中足と蟷螂斬しかやらなかった。
あまりの最低なプレイぶりに、後から井川ひろゆきに「天さんっ・・・それは、あまりにゲスですなのではっ・・」と、言われたような気がした。ざわ・・ざわ・・。
6月12日
最近、バイトの帰りにコンビニでチューハイを買うのがクセになりつつある。
こんなんオッサンがする事なので、我ながら、あまり関心できんのだが、
そういいつつもキッツイバイトが終わった後なんか、自然とコンビニに行っていたりする。
と、いっても俺は、酒にめっぽう弱い子なので、
チューハイ一杯で、すぐに酔ってしまうのだが、
そこが、また安上がりで良いなぁと思う。
まぁ。どないやねん、ちゅう話なのだが。
6月14日
話は昨日に遡る。
あれからサイトの更新を終えた俺は、コンビニで買うてきたチューハイを片手にいい気分でラリっていた。
「ラリる」と言えば、少々デンジャラスな響きになるので、ここは正直に「酔っていた」と言っておこう。
190円で酔えるとは、我ながら便利な体である。
しかし、朝、昼、晩と食事を取っていなかったせいか、
喉は潤っているものの、今度は無償に腹が減ってきた。
このまま寝るものアリだったのだが、昨日の俺はそれを許さなかったのであろう。
突然、手元にあるス−パーの袋をあさりだし、食パンを見つけた。
生の食パンを、そのままかぶりつくもの悪くはないのだが、先日の俺は、それすらも許さなかったのであろう。
パンの上に乗せる食材として冷蔵庫から賞味期限03年5月1日と書かれた納豆を取り出した。
03年?
ここで手が止まった。
「あれ?今年は何年だったけ?」
俺は西暦を数える時に、キングオブファイターの西暦を考えるクセがある。
ここで溺酔状態の俺は、迷わずヤフーで(KOF2003年)を検索。
検出されたサイトには「予想」とか、「想像」みたいなキーワ−ドが検出された。
次に2002で検索。
今度は見覚えのあるロゴマークが沢山検出された。
昨日の俺は、そのロゴマークを見ただけで安心できたのであろう。
「ああ・・・。今年は2002年な・・んだ・・・。納豆(゚Д゚)ウマー(゚Д゚)ウマー(゚Д゚)ウマー(゚Д゚)ウマー(゚Д゚)ウマー(゚Д゚)ウマー(゚Д゚)ウマー(゚Д゚)ウマー(゚Д゚)ウマー(゚Д゚)ウマー(゚Д゚)ウマー」
おわり。
6月18日
こないだ、友人からPSの「ガンパレ−ドマ−チ」を貰った。
前評判と言うか、このゲームの評判を友人に聞くと、
「靴下が〜。靴下が〜。」とか、返答してこなかったので、
てっきり、行進曲でも歌いながら靴下を採取していくゲ−ムかと思っていたが、
いざプレイすると、全然違ってて腰骨が砕けるほど、腰をぬかした。
6月27日
何げに始めたガンパレではあるが、
オ−プニングのショボさ(心臓止まるくらいショボいよ)を除けば、なかなかイイ感じである。
俺的歴代ゲームで面白さをあらわすのであれば、超兄貴とワールドネバーランド2〜プルト王国物語〜の間くらい、
もしくは、ポパイの英語遊びの8倍か、サンリオカップボンボンバレーの3分の1くらいも面白さになる。
進行具合はと言えば、とりあえず、犬派の俺は、猫のブータと無二の親友となり、学校→猫と特訓→帰宅。の最低な毎日を送ってたりしている。
あ!そうそう。
天外魔境がPS2でリメイクされるらしいですね。
ぶっちゃけ、最近になりヤフーオ−クションで2800円も出してPCエンジン版の天外魔境2を購入した俺としては、
なんとも複雑な心境だが。まぁ、名作が再び世に出るのは良い事ですな。
6月28日
いまだにガンパレをやっている。
何げに始めたガンパレではあるが、
戦闘になると、アホの滝川がひたすら特攻しかしないので、
コイツが死ぬたびにリセットボタンを連射した。
6月27日
今日はネットで調べたバイオリズムが最高潮の日だったので、
朝からjgameにて、しこたま麻雀を打ったのちに、梅田のモンテまで足をむけた。
まぁ例によって、例のごとく、スト3でヤンをプレイしていたのだが、
途中、ぱっと見、すごいオタクというか、完全戦士にいきなり乱入された。
しかも、そいつの使用キャラはゴウキであり、百鬼蹴からしぬ程のおき攻めに終始ビクビクしていたが、
竜巻しか使ってこなかったので、あまり苦戦しなかった。余裕のあまり「ベッカム様〜。」とか言いそうになった。
まぁ、そのあと数分後、突如乱入してきたアレックスにボコボコにされて、尻尾をまいてモンテを後にしたんだけどね。
帰宅途中、書店で、天牌を購入。
この天牌と言う漫画は、かの有名なオッサン雑誌「コミックゴラク」で連載されている麻雀漫画であり、
作者は真剣なのだが、ギャグマンガにしか見えない作風であり、
福本漫画大好きっ子の俺としては、欠かさずコミックを収集していたりする。
ちなみに今回買った14巻では、主人公の師匠であり、麻雀の勝ち負けにより、乞食か成金をいったりきたりする、
黒澤さんなる人が、卓上で血を吐きながら、麻雀を打っているシ−ンで爆笑した。
他にも、この黒澤さんは、道端の血にキスをしたり、メンツ集めで訪れた人の家で、鼻水を流しながら号泣したりと、
エスパー伊藤以上に体をはる愉快なオッサンであり、皆さんもゼヒ、この黒澤マジックに翻弄されてみてはどうかと思う。
7月4日
「雀荘行こうぜ!」
って話がでたので、今週末に神戸の雀荘に行く事になりました。
今まで点3で打ってた俺が、ついデビウするわけで、結構緊張しています。
とりあえず、今から110符までの符計算と、便所から逃げ出す練習をしようと思います。
ファジーであらわすと、こんなんになります。

勝負は週末。勝てるか否か。
連続ラスくらったら、当サイトにUP板でも設置して、
全裸の写真と一緒に「まけまちた-」の文字でも添付してやるタイ。
  
・・・で、現在、PMの8時。
つい今しがたまで、親戚の叔父の家で、とある相談を受けていた。
相談の内容はと言うと、
なんでも、その叔父の家は酒屋を経営しているのだが、
近年における不況で、経営が死ぬほどヤパイ状況にあるらしい。
で、そんな状況の中、叔父に対し前々から声のあった、
近々近所に設立されるコンビニへのオ−ナーになる決断が下され。
かねて実家の酒屋とコンビニの二足のワラジを履く叔父に対し、
コンビニのバイト候補の第一人者として、俺に白羽の矢がたったらしく、
早い話、一人で2つの店をやるのは大変だから、コンビニ側のサブリ−ダーになってくれ。
みたいな相談を延々とされたわけであった・・・・。
PS版の「テ−マパ−ク」でところ狭しとトイレを設置したり、人が落ちるジェットコ−スターを設立したりする俺としては、
「やめといたほうがいいですよ。」とでも言ってやろうかと思ったが、
これも何かの縁だし、何よりヒマだったので「いいでつよ。」と、軽くOKサインを出しておいた。
と、まぁ・・・コンビニの開店は9月とまだ先の話で、気楽と言えば気楽なわけだが、
よくよく考えれば、
叔父サイドは、なんでも内内の話、酒屋の経営が軌道にのったのであれば、酒屋の仕事に専念したいらしく、
実質、コンビニは名義だけのオ−ナーになるわけであり、
仮に、もしそうなるのであれば、自然とサブリ−ダ−の俺が全てを仕切るハメになるやもしれない・・。
と、言う事は、今日の返事は結構大事な事だったとも思えるのだが・・・。
う-む、どうなのだろう。
俺に経営とかやらしたら、とりあえずノリで商品の値段をペリカで統一とかしかねんのだが、
まぁ、先の話だし、そんなに考えないでいいだろう。
7月8日
こないだの「雀荘いこうぜ」の続き。
待望の雀荘デビューである。
あらかじめ行く雀荘を決めていたので、印刷した紙を片手に雀荘を探す。
どうやら、そこは南京町(神戸にある豚足とか売ってるあっこ)の周辺にあるらしいのだが、
なっかなか見つける事ができない。畜生〜。そこの大道芸してる奴、殴りて〜よ〜。
・・・・・・・・・・・で、1時間後。
散々うろついたあげく、裏路地みたいな場所に聳え立つ雀荘を見つけた俺と友人navi氏は、
不二子を襲うルパンのごとく、頭から雀荘に突撃する。
「いらっしゃいま・・・」
「フリーで!フリーで!フリーで!あとカレー。」
なにごとも出だしが肝心である。
我々は、雀荘から、かもしだされる独特の雰囲気を、疲れと、よくわからないノリで乗り切ったのであった・・。
 
さて、無事雀荘についた俺は、部屋を見渡す。
「なるほど。ここが雀荘か。」
そこは自動卓が6おけるかどうかの、想像していたより狭い部屋であり、
壁には、変な色紙と、符計算の早見表が貼られている。
「ふ-ん、へ-、は-。薬草でも落ちてないかな〜。」
と、部屋を見回しまくっていると、いきなり店員が声をかけてきた。心臓が止まるかと思った。(つづく)
7月9日
(あらすじ)
仲間うちで集まってのマ−ジャンに飽きてきた俺と友人navi氏は、
今以上のスリルと対戦相手に出会うために、インターネットで調べた大丈夫そうな雀荘に、
日曜の昼間から出向いたのであった・・・。
しかし、その雀荘は、南京町の周辺にあるとネットで書かれているにもかかわらず、
我々は、なっかなか見つける事が出来ず、
「もう、かえってサンリオバレーか、くにおのサッカーでもしようや〜。」とか言い出し始めるくらいまでになった。
数十分後・・・
念願の雀荘を発見した我々は、落ち着きを取り戻すために、波紋の呼吸をしながら扉を開き、
雀荘デビューの第一歩を難儀な形で踏み出す事に成功したのであった・・・。
 
店員「ルールはアリアリのアリアリになります。場代は一回300円になります。」
店員による簡単な説明が終わり、
我々にとって、記念すべく第一回が始まった。
「よ〜っしゃやるぞ〜。」とか思っていると、いきなり下家からリーチがかった。
タイプ的に俺は完全引け越し型であり、やばそうな牌があれば、たとえホンイツ手が入っていても回しまくる子なのだが、
この時も、自分の手牌は、よくてタンピン程度にしか育ちそうになく、
相手の捨て牌にが切られている事を確認し、
自信満々でを切り飛ばす。
「ロン」
「ナンダッテ−!」
「うお〜。筋は安全だって本に書いてあったにに〜。」
俺は泣きそうな顔をしながら、対面に座っているnavi君にアイコンタクトを試みると、こともあろうに鼻で笑うようにあしらってきた、ファック!
その後も、勢いだけで何回かあがれたものの、
「最終的に点数が3万以上なかったら、無条件でウマが-10いきますよ。」
とか言う独特なル−ルのおかげで、2着3着2着の俺は持ち金は順調に削られていき、
最後らへんには、友人の手でふつ-に飛ばされ、デビュー第一局もう散々な目で終わった。(つづく)
7月21日
例によって、例のごとく、この一週間は神戸でダラダラ気ままに過ごしていたわけだが、
ある日、何げに阪神対広島の野球を見ていると、横で大の阪神ファンと自負するnavi氏が、
「おお、阪神のピッチャーはウィリアムスやん。こいつの得意技はスライダーでバッターのキャン玉を砕く事やねんで。」
とかなんとか、意味のわからん事を言い出してきた。
流石の俺も「まさか、嘘やろー。」とか思いながら、ウィリアムのピッチングを見る事にしたのだが、
どうもバッターの腰が妙に引けているよう見えてならない。
一球、二球は高めのボ−ルで、なんともいえなかったのだが、
三球目に入り、ウィリアムスによって投球されたボールは、低めのスライダー。
おお!ついにキタか!
我々の期待を裏切る事なく、低めのボールは右へ右へと、まるでバッターのキャン玉を破壊するごとく、ぐんぐん伸びる。
「あたれー!」
がっ、しかし、危険を察知したバッターは、バットを振るどうのこうの以前に、全力でボールを回避することに神経を集中する。
ちぃ!!
非常に残念ではあったが、この瞬間に、「ウィリアムスの必殺技説」が真実だということが確信されたのであった・・。
7月22日
今日は久しぶりに学校に行った。
そう。よくよく考えれば、俺は大学生であったのだ、
ここ半月ほど、ロクな生き方をしていなかった為、自分の身分が学生である事なんか、もうすっかり忘れていた。
今回のミッションは、テストを受ける事。
それもただのテストではなく、必修科目のテストだったりもする。
と、「必修科目のテストを受ける」と言ってしまえば、「なんだフツ−じゃん。」とか思われがちなわけだが、
うちの大学の必修科目の全ては、1年時から受講する事が可能であり、
今ごろになって、必修を受けるって事は、ぶっちゃけ3年連続単位を落としている事だともいえる。
ちなみに今年落とせば、念願のV4達成。同時にダブってしまって、えらいことになったりするわけだったりする。
さぁ!そんな事を考えているうちに、俺は教室に到着。
おやおや。学生どもは、(多分)講義中に渡されたプリントを見ながら、必死に悪あがきしてますな。
ホッホッホ、こりゃ絶景だ。
俺は、意味不明の余裕にかられつつ、椅子に座りテストの瞬間を待つ。
数分後、テストが始まった。
第一問・・・・
第二問・・・・
第三問・・・・
OKっ・・・。順調だ。全然わかんないゼ!ヒュー。
俺は光よりも早く、全問題をスルーした後、備考欄に「貴方を愛しておりました、私は月へと帰ります。」・・と、
思わず「え!こいつはかぐや姫だったのか!」と思わせるメッセ−ジを残し、満足げに教室を後にしたのであった。
とりあえず、試験は普通にダメだったので、教授にメ−ルでも書いてみようと思う。
なんて返信がくるか興味津々アルよ。
7月23日
今日は珍しく多忙な1日であった。
AM5時。
俺は実家最寄の病院に持病の薬を買いに行く為に、
クソ雨の中、単車を走らせ自宅へ直行。
数十分後、カッパを着用しているものの、雨で濡れまくった体を引きずり、
ひ-ひ-言いながら自宅で腹ごしらえをしてから、休むヒマなく次の目的地である病院につっぱしった。
病院は、「え!最近流行ってるの?」とおもわず小1時間考えてしまうほど満員御礼ぶりを発揮しており、
たかだか、薬一袋貰う為に、30分近くも待たされた。
で、その間、あんまりにヒマだったもんで、近くの本棚にかけていた「健康現代」とか、そんなタイトルの本を、
5月号、6月号、7月号、と読破した。
中でも、7月号は、「近年における、集団自殺サイト」の特集が書かれており、
終盤で、「息子(娘)が自殺サイトに影響されないように、履歴はこまめにチェックしましょう。」と写真入りで書かれていたのが、
個人的にかなりヒットした。エンタイトルツ−ベ−スくらいいきそうであった。
で、帰り道、上機嫌に鼻歌を歌いながら単車を走らせていると、
雨露で濡れた道路で、いきなり原付が転倒。
俺は高校時代に柔道の時間で、右肩を脱臼してから、
以降、脱臼クセみたいなのが、ついてしまったらしく、
「すごいよ!マサルさん」のキャシャリン並に、些細な事で脱臼してしまうわけだが、
バイクが転倒した時も、右肩を強打してしまい、案の定、右肩があ脱臼してしもうた。
もう、ものっそい痛たくて泣きそうになったが、通りすがりの人に「救急車呼びましょうか?」と声をかけられ、
まさか病院で「何も無い場所で、バイクごと転んで、肩を脱臼しました。」と、
のびた君でも出来ないような神業を口にするのは、末代の恥になりかねんので、
「大丈夫です!まだ立てます!」と、気合を入れて、逃げるように自宅に帰った。むしろ逃げた。
その後は、前日から約束していた地元の友人達と麻雀を打ったのち、
何故か吉野屋で牛丼を奢らされ、麻雀で勝ったのに、かえる時には来たときよりサイフが軽くなっていた。
アヒーたまんね-ぜ。
7月25日
先日、実家に帰ったと記したが、
その帰り、携帯に妹から「彼女できたん?」と、おでには理解できない内容のメ−ルが届いていた。
これは、隠語に「殺してくれ」が含まれているものと判断し、
「あんで?」と簡潔に、4文字(句読点含み)で、生きたいか死にたいかを問う為に返信をよこしてみた。
・・・数分後、答えによっては、身内といえど殺るしかない・・
自前のスタンドをオンして空間を削りまくっていると、
「え-、雰囲気変わったで-。かっこよくなってんで。」
と妹から返信が帰ってきた。
よもや、予想外な返答だったので、こっちもノリノリで
「マジで。じゃあ今から森光子にアタックして、東山ボコボコにしてくるわ。」と返信すると、
0.5秒で、「皆食われたらええねん。」と、なかば指令状のような返信が帰ってきたのであった。
野郎・・狂気じみてやがる・・・・。まるでっ・・・。ざわ・・ざわ・・。
とか、思った午後の昼下がりであった。
7月26日
俺のバイトしている、ちっせ-居酒屋が
なんでも、「ミーツ」とか言う名前の大阪の情報誌に載るらしい事がわかった。
聞いた話によると、既に店内の撮影とかは、俺がバイトに入っていない日に行われたらしいのだ・・。
ちっきしょ-。
店内の撮影の日が、事前にわかってりゃ、モヒカンとかすっげ-髪型でバイトしてたのにぃぃぃぃLILILILII。
7月30日
以前日記で書いていた、3年連続落とし続けている必修科目の教授に、
「今年落としたら、親の前で腹かっさばかなきゃいけないので、今年こそは単位くださいませませ。」
みたいなメ−ルを送った所、つい先ほど本当に返信が返ってきた。
以下、そのまんまを載せてみる。
やんま君(ここは本名)

レポートを提出してください.
提出期限:8/4
「コンピュータの構造と仕組み」について
内容:コンピュータがどのようにできており,プログラムがどのように動作すること
でどのように情報を処理するか,解説しなさい.
A4 4-5枚程度.
メールでの提出でもかまいません.
#インターネットからのコピーは厳禁とします.

 
おお!想像以上に好感触!
でも、こんなん最初からわかってりゃ、3年も同じ単位落としたりしね-っつ-の死ね!!
・・と、でも返信しようかと思ったが、せっかく天から、救いの糸が垂れてきたので、
今回は、喜んで甘んじようと思います。
7月31日
今日は、以前から2つ下の妹に「レポートを手伝ってくれ。」と頼まれていたので実家に帰る事になった。
出発前に、同じマンション内に済んでいる大家って言うか俺の婆さんから「実家に帰るなら、この魚を持って帰ってくれ。」と色々荷物を持たされ、
断るにも、家賃を滞納しまくっているので、無碍に断る事も出来ず、二つ返事でOKした。俺は飛脚かよ。と思った。
って、言うか、冷静に考えると、何故勉強を教える側の俺が妹の下へ出向かなくてはならないのだろう・・・。
そんな素朴が疑問が一瞬脳裏をかすめたが、いざ実家に着くと妹が俺の為にケ−キを買ってきていたので、
お兄ちゃんは喜んでレポ−トを手伝う事にした。
レポートの内容は、「近年における情報社会における光と影」とか、そんな内容だったので、
「老人ホームで、そろそろ介護ロボなる対人用のロボットが導入されて、いつでも気軽に経絡秘孔をブチこんでくれますよ。」
とか、そんな死ぬほど適当な内容に仕立てあげたかったのだが、
なんでも大事な成績がかかってるらしく、とてもとても真剣な顔をしていたので、
「著作権を軽視する奴ぁ、町内引きずりまわしの刑にされる法案が可決されたんでぃ。」
と、ちょっと江戸前風にアレンジして、千尋の崖にから突き落とす感じで、レポ−トのヒントを与えてみた。
で、その後、レポ−トの手伝いを終えた俺は、久しぶりに地元の友人とサイデリアなるファミレス会う事にした。
そいつは、大阪で有名なウンタラカメラに内定が決まっており、これから半年は遊んでいくわ。みたいな事を行っていたので、
内定が決まっていない俺は、「俺も余裕やから、今からオケ行こうや。」と若干意味不明な理由で、カラオケに行く事にした。
まぁカラオケなんて、結構久しぶりだったので、
後半、郷ひろみの「2億4千万の瞳」を歌う時なんかは、「乳首だしときゃええねん。」とか、やや投げやり気味な発言を連発したりもした。
そうこうしている内に、時計の針は翌朝の5時を指しているのであった・・・。(2日目に続く)
8月2日
世間はもう夏休みムードが漂いはじめている。
当然、俺にも夏休みは来るので、飲み会の予定とか、海に行く約束とか、
この夏の予定を色々たてているうちに、1日が終わった。
やっぱ夏は遊ばなきゃね。
なんとなく祖母の家に足を向けると、
「就職活動はどうなん?」と聞かれたので、「えっへっへ、ぼちぼちですわ」と返しておいた。
まったく、便利な日本語でござる。(大嘘言ってごめんよ婆ちゃん、もし、このサイトを見ているなら、こちらのメ−ルアドレスに江頭風に文句を言ってくれ。)
ちなみに、昨日の晩から、ひたすら携帯の着メロ集めに精を出している。
本来、俺は携帯の着メロには、あまり興味が無いというか、ただたんにパケ代が勿体無かったので、
新規で携帯を購入した時でも、友人から教えてもらった適当なサイトから、
「ロン」とか「ポン」とか、東風荘関係の死ぬ程地味な着声を何個か落とし、それ以来、着メロに関して興味は一切無くなっていたわけだが、
最近になり、神戸荘でひたすら着メロを長し続けている輩を見ていくうちに、俺の着メロ欲しいゲ−ジがグングン溜まっていってしまい、
「もう、こんな地味な着メロじゃ、我慢できね-よ。」みたいな気分へとなってしまった。
昨日の晩から、ひたすら収集作業を続けて、今朝方にはバル−ンファイトや、たけしの挑戦状は当然のこと、
ポ−トピア殺人事件や、SAGA2の着メロまで、痒いとこに手が届くサウンドフォルダが完成した。
あと、どうでも良い話なのだが、SAGAを聞くとバキが想像されるのは何故なんだろう。
「き・・・・・・・・・ッッッメチャクチャきれいだ〜〜ッッ」
8月3日
やっとこさレポートが完成した。
これで3年間落とし続けてきた、いわくつきの必修科目の呪縛からも開放されるであろう・・。
そして、レポートが完成した今、
やっと俺にも正式に夏休みが訪れた。
とりあえず、明日は家島と呼ばれる小さな島に釣りにでも行こうかとおもっとる。
帰宅する頃には、やる気のないMIDIだった「黒澤さん!ススススススッタンですよ!編」から、
「ウホっ!夏休み!編」が始ろうとしているのであった・・・。
しかし、メッセンジャーのヴァ−ジョン6を導入したが、
各自、好きな背景や表情が表示できたりるようになり、露骨に自が出るようになったもんだ。

  
                                        

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