１０月某日
・・・・久々に地元へ帰郷した被害者君。
俺は、せっかくの機会なので被害者と遊ぼうと思い、彼に予定を聞いてみた。
「俺、明日は雅とノスタルジックと神秘を内包する町・・『京都』へ行くんだ。」
てなわけで、俺も『和』を体で感じる為に、半ば強引ながら被害者と京都に行くのであった・・・。
ひとりウェーブ日記外伝、２
バチ当たり日記、京都地獄変
・・・・・・・・・・当日
前日の天気予報では雨だったにも関わらず、微妙な雲はあるものの天気は晴れ。
「俺達・・京都に来たんだよな・・」
修学旅行製や老人の団体、老若男女が京の雰囲気を存分に楽しんでいる。
活気のある大阪も良いが、たまには風流のある京都も悪くない。
「テンッッション、上がってきた----！！」
あたりに目をやると、見るからに立派な門がある。
「海原先生−−−−−−！弟子にしてください−−−−−！弟子になるまでテコでも動きませぬ-！」
ついつい、美味ん坊に出てきそうな、１シーンをやらずにはいられなかった。
そして、そのまま我々は道なりに進んで行くと地蔵を発見。
「ああ、京都の町っぽいなぁ・・京都の・・きょうとの・・・・」
「クリリンのことかー！！」
モンスターをたおした。悪行３００ポイントを えた。
道路沿いにあるお店では、何故か真実の口を発見。
「ちょっと、手を入れてみようか」
「ウ〜ン・・、手が・・抜けない・・」
「アイヤ〜！手が無いアル！」
そんなこんなをやってるうちに午前中が終わり、
時間は１時を指し、後半戦へ突入。
・・そうそう。
真実の口がある店付近に「ひばり博物館」があったのですが、
「マネーの虎、きらい」
って理由から行きませんでした。５０年後くらいにでも行こう。
午後からは、俺と被害者の他に、「ポンチェ」「Ｊ」が合流し、
ノリで世界遺産に指定されている寺に参る事にしました。
入場料は５００円。流石は世界遺産高い。
ってことで、寺に忍び込む作戦を実行
「行くぜ」
「おう」
「あ、これは賽銭箱じゃないか」
「パクるなうよ！」
「バッカ！誰も見てねーよ。」
「コラー！！」
「あ〜〜！」
・・・が、ダメっ。
しゃあなしで、金を払っての入園とあいなりました。
とりあえず、記念に一枚。
で、いざ進入。
寺の内部では、何故か棒が落ちていたので、
「俺、バカボンドに出てくる胤舜になりたかったんだ」
と言うポンチェの願いをかなえるべく
とりあえず、戦ってみました。
畳があったので、
とりあえず、寝転んでみました。
ちなみに、横の立て札には「寝転ぶ事を禁ずる」って書いてます。
壷があったので
とりあえず、頭で割ろうとしてみました、ちなみに世界遺産です。
神「お前らのが現世で行ったはカルマは釈明の余地無し。よって地獄行きだ。」
「そこをなんとか！界王様に行会わせてください！！」
・・・ってなわけで、比較的最悪な京都の旅は、そんなこんなで楽しかったわけでした。
